シンボリクリスエスとは

競走馬名:シンボリクリスエス

血統:父クリスエス 母ティーケイ(ゴールドメリディアン)

父のクリスエスは、英ダービー馬クリスキンをはじめ、BCディスタフ馬ハリウッドワイルドキャットやBCジュべナイル勝ちのブロッコ、BCターフ勝ちのプライズドなど数々の芝・ダートの名馬を輩出。

母はゴールドメリディアン産駒のティーケイ。

新馬快勝後、名門・藤沢和雄厩舎にしては珍しくタフに使われていた。 陣営の期待に応えるように少しずつ力を付けダービーTR青葉賞(G2)を完勝。 日本ダービー(G1)へと駒を進めたが、無冠の実力馬タニノギムレットの強襲に合い無念の2着に終わった。

夏を休養に充てると初戦の神戸新聞杯(G2)で力の違いを見せつける圧勝。 菊花賞(G1)には進まず古馬戦線の天皇賞・秋(G1)へと駒を進める。 藤沢厩舎は、長距離に価値がある考えていないのと古馬に勝つことに意義を感じているので、この路線は同厩舎ではよく見られる。 ナリタトップロード以下の古馬をもろともせず完勝すると一気に本格化遂げ勢力の頂点に君臨し始める。 続いてジャパンC(G1)に参戦するも強豪ファルブラヴなど外国勢に先着を許し3着と敗退した。 しかし、有馬記念(G1)ではジャパンC国内最先着の意地を見せつけ、再度古馬を負かし一流馬の地位を不動のものとした。

古馬となってからは、疲れが抜け切らずぶっつけで宝塚記念(G1)に臨むが5着に敗退。そのまま休養し秋に備えた。秋初戦、叩き台のレースは使わず天皇賞・秋(G1)に参戦し見事優勝し連覇を成し遂げた。続くジャパンC(G1)は道悪に泣き3着に止まったが、続く有馬記念(G1)では、1.5秒差で圧勝するレースを見せ鬱憤を晴らした。こちらも前年に続く連覇となった。その後、引退を表明し種牡馬入りすることとなった。

父クリスエスの戦績は、決して目立ったものではなく、むしろ良くこの戦績で種牡馬入りが出来たものだという印象しか受けないような地味な戦績。 デビュー戦を3馬身差で快勝するという素質を見せていたものの、目立つ戦績といえば3歳時のステークスを一つ勝ったくらい。 重賞のサンフィリップHに出走したものの、4着敗退、筋を痛める故障を発症し、引退したという。

当初は全く期待されていなかっただけに、配合相手の牝馬が良質なものが集まらなかったそうで、決して洋々たる種牡馬生活ではなかった。 しかし、3年目の産駒Evening Kris、4年目の産駒*Stocks UpがそれぞれG1を勝ち、更には4年目の産駒Prizedが89年のBCターフ勝利。 このアピールで良質の牝馬が集まるようになった。

その後の当馬の種牡馬としての活躍は素晴らしく、Hollywood Wildcat、*Broccoの両馬がそれぞれ、93年のBCを勝利するほどに昇り詰めたのである。 日本ではあまり産駒は見かけないものの、少ない産駒の中からPrizedの全弟*マチカネアレグロが重賞を勝っている。 血統表では、それなりにスタミナのありそうな馬が重ねられている印象。それゆえに、産駒は中距離~クラシックディスタンスが得意そう。 日本のRoberto産駒種牡馬の産駒と同じように、早い時期から活躍し、使われて大きなレースで素晴らしいパフォーマンスをする代わりに、弱敵相手に意外ところっと負ける脆さを見せるタイプ。

2000年、Hollywood Wildcatの仔、War Chant(父Danzig)がBCマイルを勝つなど、母父でもちらほらと話題を振り撒き始めている。 2002年2月、頚部の痛みにより、2002年の種付計画が白紙に。 2002年5月7日、上述の頚椎に関する問題が悪化したために安楽死の措置が取られた。

シンボリクリスエス産駒の特徴

シンボリクリスエス産駒は、恵まれた体格が裏目にでているせいで芝では瞬発力に欠けるシーンが多く見られる。
事実、芝よりダートの方が勝利数を上回るようになった。特に牝馬は目立った活躍がなく牡馬に偏っている点も見逃せない特徴だろう

ロベルト系種牡馬らしくクラシックホースは菊花賞を圧勝したエピファネイアの一発に留まっている。 ジャパンカップでは国内の一流馬を相手に圧勝しており後継種牡馬としての期待は大きい。 また、母が日米オークスを制したシーザリオという良血であり血を残していけるか注目が集まっている。

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